吉岡歯科医院
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この症例は上顎のAll-on-4ですが

この症例は上顎のAll-on-4ですが、通常は骨質の悪い上顎結節部に十分な骨質と骨量がありましたので、上顎結節部のインプラントも即時負荷を行いました。

注釈)この症例のように全顎に及ぶインプラント治療ではスクリューリテイニングと呼ばれるねじ止め方式で補綴物をインプラントに固定することが一般的です。スクリューリテイニングはドライバー1本で補綴物の着脱が可能ですがセメント合着ではトラブルがおこると補綴物を破壊しなければ補綴物を撤去することができません。しかし、スクリューリテイニングを行う為には、歯科医師だけで無く歯科技工士もインプラントに経験豊富な技術と経験が必要になります。インプラント技工ができる技工士は限られており、また歯科医師とも常日頃からのコンタクトが重要です。