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クレンチングなどのブラキシズムがある患者さん

クレンチングなどのブラキシズムがある患者さんは、凄い力で噛み締めます。通常の可撤式義歯に用いる人工歯では簡単に破損してしまいます。そこで、このような場合は人工歯の咬合面に鋳造したメタルオクルーザルに置き換えて対処します。しかし、この症例ではノーベルバイオケア社に発注したCADCAMで削り出したしたチタンフレームが折れてきてしまいました。

下の写真が折れたチタンフレームです。ラボにチタンフレームが破折した原因を調査させるとノーベルバイオケア社が製作したCADCAMフレームが、ワンピースの削り出しで製作されたものでは無く、中央で溶接してあることが分かりました。ノーベルバイオケア社のスキャナーではワンピースでは読めなかったので2ピースで作成し、フレームをレーザー溶接したというのです。レーザー熔接はチタン表面しか熔接出来ませんので強度的にワンピースより劣ります。ノーベルバイオケア社のスキャナーでは読み込み不可能でも、アイサスでは問題無いことが多く、現在チタンフレームはプロセラからアイサスに変更しています。

しかし、多数のインプラントの連結症例では、アイサスよりCORE3dの方がより、精度が高いかもしれません。このようなフレームの精度の確認はインデックスモデルを製作して、模型上での精度を毎回確認することが重要です。

上の写真はフレームが破折した状態の写真です。