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ザイゴマインプラントを用いたAll-on-4で、下顎も即時負荷のAll-on-4

この症例は上顎にザイゴマインプラントを用いたAll-on-4で、下顎も即時負荷のAll-on-4です。All-on-4というのはインプラント埋入と同時にフルアーチの固定式の仮歯を装着するというインプラント治療法のコンセプト名で、必ずしも使用するインプラントが4本とは限りません。下顎右下の折れたインプラントはスピーディーグルービーが発売直後に埋入した症例で、インプラントが60Nくらいでスタックしてしまい、逆回転したところ、ヘックスの部分が割れてしまい、ニッチもサッチもいかないので、感染リスクを減らすためインプラント上部をモーターで切り取り、骨内にインプラントを残存させました。インプラントは一旦スタックしてしまうと撤去することは非常に難しいのです。特に撤去が大変なインプラントは上顎のザイゴマインプラントです。を撤去しようとすると頰骨が骨折するリスクがあるからです。頰骨は骨幅が7mmしか無く、その部位に直径4mmのザイゴマインプラントが頰骨を貫通している訳ですから、撤去しようとしてインプラントをこじると、頰骨が骨折するリスクがあるのです。