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インプラント治療にはいろいろなトラブルがつきまといます。

インプラント治療にはいろいろなトラブルがつきまといます。上顎は4年ほど前に全身麻酔下にて腸骨のPCBM移植材料としてサイナスリフトを行いました。そして4ヶ月後にインプラントを埋入しました。6ヶ月後の二次手術時にインテグレーションを確認しましたが、一本がアバットメント装着時に規定トルクで回ったので、スリーピングとしました。当時はインプラントを多めに埋めて、十分な数のインプラントのインテグレーションが確認されれば、必要の無いインプラントは予備インプラントとしてスリーピングさせるという時代でした。下顎はマロクリニックに研修行った1995年にAll-on-4を行いました。その後、問題無く使用していましたが、数年前にいきなりインプラント4本中3本がインプラント本体の破折、一本はアバットメントが破損し、あわてて、インプラントを追加し、即時負荷をしました。結果、全てインテグレーションしましたが、インプラントに用いられているチタンという金属はそんなに強くは無いというのが実感です。食いしばりや歯軋りが著しい患者さんは、下顎でも4本のインプラントでは力学的に耐えられない場合があるのです。食いしばりや歯軋りが著しい患者さんや顎骨がゴツい患者さんの場合で、オトガイ孔より後方部にインプラントを埋めることが出来る骨量がある場合には、下顎にはインプラントを2本以上追加した方が無難です。また、夜間にナイトガードを使用することが重要です。

注釈)下顎の骨内に残っているインプラントは、インプラントが破折して骨内に残っているものです。

上の写真はこの症例で、インプラントが中央部で破折した写真です。

上の写真はインプラント本体が破折している写真です。

上の写真は口腔内でインプラント本体が破折した状態です。