新型コロナ感染予防対策
ブログ
ブログ

無歯顎フルアーチ即時負荷システムの講習会

ストローマンインプラントを使用した無歯顎フルアーチ即時負荷システムの講習会の宣伝です。

今回のストローマン社が企画した講習会でProArchの話をするのですが、要はAll-on-4のストローマンバージョンの話なんです。つまり、無歯顎患者や歯列が崩壊した患者さんに1日で抜歯、インプラント埋入、固定式のテンポラリーの装着を行うという手法です。

この方法は2005年にリスボンのパウロ・マロのクリニックで勉強しましたが、パウロ・マロの提唱するスピーディーグルービーが薬事承認を取得したのは2008年だったので、その間はいろいろなメーカーの、いろいろなインプラントを使用してのAll-on-4となりました。

All-on-4に求められるインプラントの条件として、インプラント自体の強度があります。

最初の写真はノーベルのスピーディーグルービーを使用したAll-on-4ですが、右下部に折れた?ようなインプラントが見えるのが分かると思います。これは、術中にインプラントがスタックしてしまい、外そうと逆トルクをかけた時にインプラントのエクスターナル部がチューリップが開くように割れてしまい、インプラント自体の撤去が出来なくてプラットフォーム部からインプラント体自体を削除して骨内に埋入して対処をした物です。

次からのレントゲンは10年程前の症例ですが、上顎は腸骨移植してインプラント埋入しましたが、下顎はジーシー社のインプラントを用いてAll-on-4を行いました。
術後2年程度のリコール時にパノラマレントゲン写真で右下のインプラント部に骨吸収を認めたので上部構造を外してみると3本のインプラントが破折していました。
ここから学んだ教訓としては、インプラントには強度が要るということと、ブラキサーの場合は、インプラントの埋入本数は多い方が良いということでした。
ストローマンのロキソリッドはチタンより24%強度が強いインプラント材料なので、このようなトラブルを減らすことが期待できると考えています。

当院ではインプラントメーカー各社のインプラントを使用してAll-on-4を行なってきました。ストローマンインプラントはボーンレベルインプラントが発売当初からAll-on-4を行なってきましたが、当初はテーパードインプラントが無かったり、高トルクでの埋入を行うとインプラントマウントがインプラントに食い込んでしまい外れなくなるなどAll-on-4には向いていないインプラントでしたが、その後、BLTが発売されSRAアバットメントが発売になり、全てのインプラントのインプラントマウントが新タイプに変更になり、長いインプラントも発売になり、現在ではAll-on-4に対して十分なソリューションが整備され、特に、直径の小さいSRAアバットメントの発売など、他のメーカーには無い様な便利で有効な製品も発売されています。世界No1シェアを誇る歴史あるインプラントメーカーのインプラントで行われるAll-on-4は従来の歴史あるテッシュレベルインプラントに変わって次世代のストローマンインプラントの姿であると期待できます。今回はストローマンインプラントでAll-on-4を行おうと考えている先生方にAll-on-4の考え方の基本を学んでいただくセミナーです。ストローマンユーザーでAll-on-4をやってみたい先生や、他メーカーからストローマンに乗り換えたい先生などは是非、御参加下さい。

今回は歴史と実績があり、多くの歯科医師が使用しているストローマンインプラントでAll-on-4行う為のAll-on-4の基本的な考え方をお話しします。