無歯顎フルアーチ即時負荷システムの講習会
ストローマンインプラントを使用した無歯顎フルアーチ即時負荷システムの講習会の宣伝です。
今回のストローマン社が企画した講習会でProArchの話をするのですが、要はAll-on-4のストローマンバージョンの話なんです。つまり、無歯顎患者や歯列が崩壊した患者さんに1日で抜歯、インプラント埋入、固定式のテンポラリーの装着を行うという手法です。
All-on-4では複数のインプラントをフレームで連結します。フレームはCAD/CAMで製作する訳ですが、それを正確に行う為には作業模型が正確でなければいけません。
私の医院では通常のオープントレーを使用して作業模型を作成した後、その作業模型で印象用のフレームを製作し、そのフレームを使用し再度印象採得を行い、作業模型の精度を確認した上でフレームを作成するようにしています。
当院ではインプラントメーカー各社のインプラントを使用してAll-on-4を行なってきました。ストローマンインプラントはボーンレベルインプラントが発売当初からAll-on-4を行なってきましたが、当初はテーパードインプラントが無かったり、高トルクでの埋入を行うとインプラントマウントがインプラントに食い込んでしまい外れなくなるなどAll-on-4には向いていないインプラントでしたが、その後、BLTが発売されSRAアバットメントが発売になり、全てのインプラントのインプラントマウントが新タイプに変更になり、長いインプラントも発売になり、現在ではAll-on-4に対して十分なソリューションが整備され、特に、直径の小さいSRAアバットメントの発売など、他のメーカーには無い様な便利で有効な製品も発売されています。世界No1シェアを誇る歴史あるインプラントメーカーのインプラントで行われるAll-on-4は従来の歴史あるテッシュレベルインプラントに変わって次世代のストローマンインプラントの姿であると期待できます。今回はストローマンインプラントでAll-on-4を行おうと考えている先生方にAll-on-4の考え方の基本を学んでいただくセミナーです。ストローマンユーザーでAll-on-4をやってみたい先生や、他メーカーからストローマンに乗り換えたい先生などは是非、御参加下さい。
今回は歴史と実績があり、多くの歯科医師が使用しているストローマンインプラントでAll-on-4行う為のAll-on-4の基本的な考え方をお話しします。