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保有している咬合器

吉岡歯科医院で保有している咬合器ですが。歴史的に価値がある咬合器がいろいろありますので紹介させていただきます。

グレンジャーのナソレーターです。

調節性咬合器としては1919年のWadsWorth咬合器に顆頭間距離調節機構が付与されました。そいでもって1920にMcCollmとStallardが顎口腔系を機能的な一単位として研究・治療するGnathology を提唱しました。

1921にHanauがポールとスロットを組み合わせた顆路を持つハノウ・モデルH型咬合器(コンダイラータイプの半調節性咬合器)を開発しL= H/8 + 12 という公式を使って矢状前方顆路傾斜度(H)から非作業側水平側方顆路角(L)を導き出す方法を紹介しました。Hanauキノスコープという全調節性咬合器を開発しました。

そいでもって1921年にMcCollmがヒンジ・アキシスの測定法を開発しました。1930年にはMcCollm ナソグラフ(パントグラフの原型)を開発し、1934年にナソスコープ咬合器を発表しました。

当時の有歯顎に与えるオクルージョンとしては1949にStallardとStuartがミューチュアリー・プロテクテッド・オクルージョンの概念を発表したにも関わらず、McCollmは1955年にオーラル・リハビリテーションの理想咬合としてバランスド・オクルージョンを提唱してしまったのです。

1955にStuartはナソスコープ咬合器を改良して、スチュアート咬合器を開発しました。
1965年にはStuarはウィップ-ミックス咬合器を開発。アルコン型咬合器が咬合器の主流になるきっかけを作りました。